置き換えダイエット(ライフスタイル版)
mokuji
ダイエットのための生活を工夫してみよう!
人の体はバランスを取るようにできています。今の生活を維持すれば、体型も維持することができます。つまり…
摂取カロリー = 消費カロリー
そして、体脂肪を落としたい場合、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを意図的に崩すことが大切です。つまり…
摂取カロリー < 消費カロリー
このとき、ありがちなダイエットは摂取カロリーを抑える方法です。が、リバウンドの危険があります。いたずらに摂取カロリーを抑えることと、食事法を工夫することは全然ちがいます。食生活を工夫しながら、消費カロリーを増やすことで、綺麗で健康な体を作りましょう。
消費カロリーをどのように増やすか?
消費カロリーを増やすには、日常生活における活動レベルを上げる方法が効果的です。そして、活動レベルはアクティビティファクター(activity factor)を用いて数値化することができます。
たとえば、睡眠中の活動量は、アクティビティ・ファクター数「1」であり、アクティビティ・ファクターの数値が大きいほど、活動量が大きいことを意味します。
以下、大まかに、アクティビティファクターによって活動内容を分類します。
アクティビティ・ファクター | 1.0 | 1.1~1.9 | 2.0~2.9 | 3.0~5.9 | 6.0以上 |
活動状態 | 睡眠 | 静的な活動 | 低強度の活動 | 中強度の活動 | 高強度の活動 |
活動例 |
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- 活動量の違いに基づく具体例は「日本人の食事摂取基準(平成16年11月22日)」を多少改変したものです。
特に注目して頂きたいのは「静的な活動内容」です。一日中、家でぼぉ…っとすると、そのほとんどがアクティビティファクターの低い「静的な活動」で終わってしまいます。
また、仕事や学校に行く人でも、デスクに座りっぱなしの場合、1日の活動量が少ないことがお分かりいただけると思います。
あなたの身体活動レベルは高い?低い?
上記、アクティビティファクターの活動内容を見ながら、今度は、あなたの身体活動レベルを確認しましょう!
身体活動レベル | ||
低い | ふつう | 高い |
ほぼ座って生活している。 | 座っていることが多い。たまに移動したり軽いスポーツをする。 | 立ち仕事がメイン。または積極的に運動している。 |
たとえば… 睡眠8時間 静的な活動13~14時間 低強度の活動1~2時間 中強度の活動1時間 高強度の活動0時間 |
たとえば… 睡眠7~8時間 静的な活動11~12時間 低強度の活動3時間 中強度の活動2時間 高強度の活動0時間 |
たとえば… 睡眠7時間 静的な活動10時間 低強度の活動3~4時間 中強度の活動3時間 高強度の活動0~1時間 |
- 身体活動レベルの表は「日本人の食事摂取基準(平成16年11月22日)」を多少改変したものです。
置き換えダイエットをしてみる
身体活動レベルが「低い」という判定の人は、低強度の活動を3時間、中強度の活動を2時間、行うのが目安です。無理はせず、できることをやってみてください。
また、身体活動レベルが「ふつう」という判定の人は、おそらく食事方法を工夫すれば体脂肪は落ちます。なので、食生活を見直してみてくださいね。
ただ、もっと筋力を増やしたい人は、身体活動レベルを、さらに上げましょう。目安は、中強度の活動を3時間、高強度の活動を0~1時間、行ってください。ま、筋トレがオススメですね。