夜食べると、やっぱり太る (タンパク質「BMAL1」)
mokuji
食事の時間で太るかどうか決まるようです。
「夜遅くにご飯を食べると太るよ!」というダイエットの格言(!?)が日本大薬学部の榛葉 繁紀(しんば しげき)専任講師(衛生化学)らの研究で科学的に明らかになりました(2005年9月9日-毎日新聞)。朝食を抜いて昼と夜をしっかり食べるダイエットは、やっぱりオススメできませーん。
キーワード … タンパク質「BMAL1」
BMAL1とはDNAに結合し体内時計が正常に働くよう調節するタンパク質のことです。
その特徴は…
・体内のタンパク質「BMAL1」の量は時間によって増減する。
・昼間このタンパク質はほとんど生成されない。
・午後3時このタンパク質は最も少ない。
・深夜になるとタンパク質が増加。
・特に午後10時から午前2時ごろが一番多く、昼の約20倍の量になる。
・皮膚にほとんど脂肪は無い。
・皮膚の細胞にタンパク質「BMAL1」は、ほとんど無い。
つまり、どーいう事なの??
タンパク質「BMAL1」は、脂肪の蓄積に大きく関係してるって事らしいよ。皮膚の細胞にこのタンパク質はほとんど無いんだけど遺伝子操作をしてBMAL1を大量に作らせたらなんと!皮膚なのに脂肪の量が増えたらしい。
と、いうことはタンパク質「BMAL1」の量が体内に少ない時にご飯を食べるのが肥満予防に良いって結論になるんだってさ。
夜の10時から深夜2時はタンパク質「BMAL1」が最も多い時間だから、この時間に食事をするのは控えた方が良いみたいですよ!
ダイエット方法 ネタ本がお奨めする食事法
・食事の間隔を4時間~4時間半、空ける。
・寝る前の4~5時間はご飯を食べない。
詳しくは「1日に何食食べるのが理想なのか?-ダイエットの食事法」を見てくださいね。
タンパク質「BMAL1」と食事について
タンパク質「BMAL1」の量は昼に少なく夜に多いという性格があります。このタンパク質の量が多いときに脂肪を蓄積する働きがあるのですから、朝と昼にご飯を食べる方が「太りづらい」ということですよね。
また、時間によってタンパク質の量が増減するのですから、規則正しい生活をすることがこのダイエットの前提になっていると思います。
できるだけ、規則正しい生活をしましょう!
夜型人間のための食事方法
タンパク質「BMAL1」には体内時計を調節する働きがある以上、夜型生活の人は、「BMAL1」の増減する時間がズレている可能性があります。
夜型さんは夜中にご飯を食べるのが普通ですよね。夜の10時から2時の間にご飯を食べる事もあると思います。夜型さんが必ず太っているという訳ではないので、人それぞれ「BMAL1」の増減時間に差があるのでしょう。
私は学者ではないのでそこらへんの詳しい事はわかりませんが、夜型さんの「BMAL1」について言及している文書があれば更新しまーす。
これだけは守って~!!
「1日に何食食べるのが理想なのか?-ダイエットの食事法」にも紹介していますが、寝る前の食事は避けましょう。ダイエット以前に健康を害してしまいます。就寝前の4時間は食べない方が良いですよ。
あと、お腹イッパイの状態で寝ると寝起きが悪くなります。朝、スッキリ目覚めるためにも寝る前のご飯は避けましょうね!