有酸素運動前のウォーミングアップ その役割と方法
運動効果を出すためにウォーミングアップを忘れない
ウォーミングアップの役割は、体のみならず心の準備をすることにあります。
体の準備については、ケガ予防の観点から、よく解し(ほぐし)温めることが大切です。こうすることで関節や筋肉の故障を予防することができます。
ケガをすると長期の休養が必要になります。軽い運動でも、肉離れを起こしたり、アキレス腱を切ったりする事があります。ケガをした後にクヨクヨする必要はありませんが、まずは予防措置に最大限の注意を払いましょう。
ウォーミングアップをして、もっと効果的に有酸素運動
体を温めることで、トレーニング開始時から最大限のパフォーマンスとその効果を期待できます。ダイエッターや片手間にトレーニングをする私たちは長時間を運動に費やすことはできません。短時間でも効果あるダイエット、トレーニングをするなら、ウォーミングアップを行い、効率的に運動をするべきです。
ウォーミングアップの方法
体の準備の方法については、ラジオ体操のような全身に気を配れる体操がオススメです。それに加えて、当該運動で特に使う部位を慣らすと良いでしょう。たとえば、ジョギング・ウォーキングでは足首と膝に負担が多くかかります。とくに足首は複雑な関節なので、1回故障をすると元どおりには完治しないと言われています(これについては肘も同様です)。
ウォーミングアップは、心の準備でもある
聞きなれないと思いますが、ウォーミングアップは心の準備でもあります。
スポーツの怪我は選手同士の激しい接触でも起きますが、練習前後の「軽くプレーをしている時」に起こりがちです。
それは厳しい練習とは違う「遊びだから」という気の緩みが原因です。「遊び」は自由な発想が生まれ、スーパープレーを見つけるきっかけになりますが、気持ちの入っていない、中途半端な練習では怪我の元になるので注意しましょう。
心の準備の方法については「よーしやるぞ!」という気持ちの切り替えができれば、それで充分です。運動、スポーツは日常生活から離れる事ができる貴重な時間です。自分から積極的に楽しめると良いですね