有酸素運動と無酸素運動のちがい

運動したら体の中でどんなことが起きてるの?

有酸素運動は酸素を取り込み、それを利用する運動であることから、有酸素運動と呼ばれます。これに対して、無酸素運動は血液中の糖やグリコーゲンを利用する運動であり、酸素を利用していません。このような理由から「無酸素運動」という名称で呼ばれているのです。

体の動きにあわせ、必ず!呼吸をすること(`・ω・´)

ただし、無酸素運動であっても、運動中に「呼吸」はします。たとえば、筋トレで高負荷の重量を持ち上げるとしても、呼吸は必ず、意図的に行います。重量挙げの選手はバーベルを持ち上げる瞬間に「ウォー!」と声を出しますが、これは気合いを入れるためだけでなく、気を失わないためです。

有酸素運動と無酸素運動の基準

以上をまとめると、有酸素運動、無酸素運動の違いは「呼吸をするか否か」ではなく、その運動が酸素を利用している運動か?によって異なる、ということです。

筋トレは酸素を利用した運動なのか?

そこで問題となるのが「筋トレは酸素を利用した運動か?」ということですが、これは一概に断定することはできず、筋肉トレーニングの方法により、無酸素運動なのか、有酸素運動なのか、異なります。すべての筋トレを無酸素運動と断定するのは間違いです。

ダイエットのダンベル体操において、10分以上、体を動かしつづけることがありますが、これは低負荷を与える有酸素運動であり、筋トレです。

筋トレは方法によって有酸素運動であり、無酸素運動でもある

有酸素運動と筋トレの線引きは曖昧のようにも思えますが、実際、相当曖昧です。以前は「筋肉を緊張させて行うのが筋トレ」とされていましたが、現在はトレーニング方法が多様化し、筋肉の反射を鍛えるために、力を抜き、ウェイトを持ち上げるスピードを速くし、筋肉に負荷を与えるトレーニングもあります。有酸素運動でもあり、筋トレでもあるという両方の性質を持っているといえるでしょう。それだけスポーツが研究され、「勝つトレーニング」が考案されている証だと言えます。

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