日常生活やスポーツに関わらず、ゆっくりとした動作、速い動作があります。これらの動作は筋肉の伸縮により成り立っているわけですが、この動作を支える筋肉には種類があるんです。
その筋肉の呼び方は、1つを遅筋(ちきん)、もう1つを速筋(そっきん)といいます。さらに厳密にいうと、速筋にはFG繊維とFOG繊維の2種類があります
┌ 遅筋 ─ SO繊維…筋肉の伸張速度は遅いが、持久力に富む 筋肉の種類┤ ┌ FG繊維…筋肉の伸張速度は速いが、疲れやすい └ 速筋 ┤ └ FOG繊維…伸張速度が速く、FG繊維より持久力あり
遅筋は持久力に富んだ筋肉で、長い時間動作を続けても、疲れづらい性質を持ちます。ただし、瞬発力はあまりありません。また、遅筋繊維を鍛えても、ゴツゴツした体にはならず、細く締まった体になります。マラソン選手をイメージするとわかりやすいですね。
これに対し、速筋は瞬発力に富んだ筋肉で、遅筋の2倍速い伸縮動作が可能というのが現在の定説になっています。「伸縮のスピードが速い」ということは、瞬間的にパワーを出すスポーツに向いている、ということです。また、速筋繊維を鍛えると、ゴツイ体、逞しい体になります。
上記を読むと、「速筋を鍛えよう!」「遅筋を鍛えよう!」など、自分の目的に添った目標ができると思います。正しいトレーニングにより、素晴らしい体を作っていただけると幸いです。
ただし、人は生まれながらにして速筋繊維と遅筋繊維のどちらかの割合が多くなっています。つまり、遅筋繊維の割合を多く持っている人は、速筋繊維を鍛えても、なかなか効果が見られず、なかなか筋肉が太くならないようです。同様に、ちょっと筋トレするだけで、筋肉が発達してしまい、細く締まった体にならないケースもあります。
まずは、自分の体が遅筋派なのか、速筋派なのか考えた上で、トレーニングを始めましょう。自分を知り、正しいトレーニングをすれば、それだけダイエットに成功しやすく、綺麗な体、締まった体、逞しい体をつくることができます。