筋トレ(筋肉トレーニング)は環境適応能力を利用したトレーニング
環境適応の筋トレってなーに?
筋トレは環境適応能力を利用したトレーニング方法です。以下、例を挙げてご説明します。
プログレッシブ・オーバーロード~A君の筋トレ日誌
A君は9キロのバーベルを持ち上げられましたが、10キロのバーベルは持ち上げられませんでした。A君の体は10キロの負荷に耐えられなかったのです。この経験を元に、A君の腕の筋繊維は太くなり、10キロのバーベルが持ち上げられるよう変化します。
数日後(平均2日=48時間)、A君は10キロのバーベルを持ち上げられるようになります。そしてA君は11キロのバーベルに挑戦しましたが、失敗しました。すると、A君の体は11キロのバーベルを持ち上げられるよう、変化するのです(超回復)。この繰り返しにより筋肉の成長を促すのが、筋トレの最も効果的な方法です。
この筋トレの原則的な理論を漸進的負荷法(プログレッシブ・オーバーロード)といいます。
筋トレの効果は、どれぐらいで現れる?
筋肉が付きやすい人、付きづらい人がいるので、一概には言えませんが、遅い人で3ヶ月。早い人で1週間くらいです。筋肉が付きづらい人は、焦ったり、やるのが嫌になるかもしれませんが、正しい方法で続ければ、間違いなく効果はあらわれます。
ただ、1週間に1回やってます!という運動量では、筋肉の現状維持に留まり、それほど著しい成長は見られません。まぁ、何事も同じですが、「簡単に!」「すぐ!」効果が現れるモノはありません。そんな話があれば信憑性に疑問があります。人の体はそんな単純じゃないですからね。