(2)股関節と太ももの側面・裏を柔らかくするストレッチ
mokuji
左右開脚の準備として最適!
2番目のストレッチは股関節まわりに効かせます。左右開脚の下準備になりますので、じっくり取り組んでみてください。また、腰や背中にも微妙に効きますので、それを感じ取りましょう。体との対話、という感じです。
2番めのストレッチの方法
1つ目のストレッチは足の裏をくっつけた格好ですよね。
その状態から片足だけ横に投げ出してください。体の真横に…です。
- 背筋を伸ばして、お腹を床につけるイメージでゆっくりと体を前に倒していきます。息を吐きながら、ゆっくりと… ゆっくりと…決して無理をせず、勢いをつけず、リラックスをして前に倒していきます。
- ゆっくりと息を吐ききったら、今度は体を起こします。息を吸いながら、ゆっくりと… ゆっくりと…気分次第で2と3を数回繰り返してください。
3が終わったら、横に投げ出した足を戻して、数回呼吸をします。「バランス呼吸」をすることで、体がより柔らかくなるでしょう。
バランス呼吸とは
バランス呼吸とは、左右や前後など対称となる部分のストレッチをする場合、片方を終えたら、すぐに逆側のストレッチをするのではなく、いちど楽な姿勢で呼吸を数回繰り返すことを言います。
【(例)左右開脚】 まず、左側に体を倒しながら、ゆったりと息を吐きます。そして、体を起こしながら、ゆったりと息を吸います。その後、すぐに右側のストレッチをするのではなく、体を起こした状態でゆったりと呼吸を数回します。
これが、「バランス呼吸」であり、ストレッチを効果的にするためのコツです。
- 「バランス呼吸」が終わったら、今度は逆側です。さっきとは逆の足を真横に投げ出して、同様のストレッチをします。
- 逆の足が終わったら、また「バランス呼吸」です。
- 1から6までを数回繰り返します。
文章で見るとわかりずらいと思いますが、写真を見ながら、ゆっくりと丁寧にやってみてくださいねっ。ポイントとしては、前回と同様、頭を床につけるのではなく、お腹を床に付けるようにすることです。そして、無理をしないこと。スパルタでストレッチをしても長続きしないし、怪我をするので絶対にNGです。
お腹をつける
バランス呼吸
次は(3)股関節と太ももの裏面・腰を柔らかくするストレッチ(簡単な前屈)の方法をご紹介します。