(4)肩こり、首の凝りを治す、ストレッチ(柔軟体操)
ストレッチは軽くやっても効きます!
首のストレッチは他のモノに比べて、とくに慎重さが必要です。ストレッチ(柔軟体操)は勢いをつけて行うとアッサリ怪我します。首の場合には寝違えたような痛みが走るんですよね。これはツライですよ。無理をせず、丁寧にやりましょうネ。もちろん呼吸法をお忘れなく!
首の前後のストレッチ
- まず椅子を用意して、座ってください背もたれのある椅子がいいと思います^^
- 息を吐きながら、ゆっくりと頭を前に倒します。ゆっくりと、ゆっくりと…。口から息を吐きながらです。イメージとしては、顎を胸につけるような感じです。(無理してつけなくてもOKですよ!)
- そして、息を吸いながら元の位置に戻します。もちろん、ゆっくりと…ゆっくりと…
そうしたら、普通の姿勢で数回呼吸をします。例のバランス呼吸です。
バランス呼吸とは
バランス呼吸とは、左右や前後など対称となる部分のストレッチをする場合、片方を終えたら、すぐに逆側のストレッチをするのではなく、いちど楽な姿勢で呼吸を数回繰り返すことを言います。
【(例)左右開脚】 まず、左側に体を倒しながら、ゆったりと息を吐きます。そして、体を起こしながら、ゆったりと息を吸います。その後、すぐに右側のストレッチをするのではなく、体を起こした状態でゆったりと呼吸を数回します。
これが、「バランス呼吸」であり、ストレッチを効果的にするためのコツです。
- 今度は、後ろ側に頭を倒していきましょう。息を吐きながらゆっくりとです。
- 息を吐き終えたら、また元の姿勢に戻ります。息を吸いながら… ゆっくりと…ゆっくりと。柔軟は、とにかくゆっくりと呼吸をしながらやるのがコツです。
- 元の姿勢に戻ったら、そこで数回バランス呼吸をしてください。
- 気分次第で2~7までを数回繰り返します。
首の左右のストレッチ
- 背もたれのある椅子に座ってください。
- 息を吐きながら、ゆっくりと頭を左側に倒します。ゆっくりと、ゆっくりと…。口から息を吐きながらです。イメージとしては、耳を肩につけるような感じです。(これも無理してつけなくてもOKです!)
- そして、息を吸いながら元の位置に戻します。もちろん、ゆっくりと… ゆっくりと…
- そうしたら、普通の姿勢で数回呼吸をします。例のバランス呼吸です。
- 今度は、右側に頭を倒していきましょう。息を吐きながらゆっくりとです。
- 息を吐き終えたら、また元の姿勢に戻ります。息を吸いながら… ゆっくりと…ゆっくりと。
- 元の姿勢に戻ったら、そこで数回バランス呼吸をしてください。
- 気分次第で2~7までを数回繰り返します。
肩こり、首の凝りの原因とは?
パソコンをやっていると、首や肩が凝ること、ありますか?そういうとき、ストレッチや簡単な体操をすると、滞っている血液が流れ、だいぶ楽になります(o ̄∀ ̄)ノ
ところで、なんでパソコンを長時間やっていると、首に痛みがでるのか知ってます?これがわかれば、痛みを予防できます!
PCユーザーによくある首の凝りの原因は「姿勢」にあります。つまり、パソコンのモニターを見るとき、アゴが前に出ているからなんですよね。顔の位置を引き気味にすると、首の凝りは治まると思うので、どうぞご参考になさってください。
肩こり、首の凝りの原因とは?
なお、凝りの原因には3つあります。
・自分の体重が特定の部位に負担となっているとき
・ただの筋肉痛^^(炎症)
・血液の循環が滞っている
三つ目の「血液の循環が滞っている」については、姿勢を治せば良い!という意見もあるんですが、実は、そうではありません。
正しい姿勢であっても、体を動かさないと、血液の循環が悪くなるんです。体は動かすことで、筋肉がポンプの役割をし、血液が上手に循環するんです。
やっぱり、コマメに体を動かすと良いみたいですね。気がついたときに、首・肩・腰を回したり、屈伸をすると、疲れ具合が全く違うと思います。
次は(5)「手」や「腕」「肩」を柔らかくするストレッチを紹介します!