(9)股関節の前部分、お尻の付け根を柔らかくするストレッチ
前後開脚の下準備に!股関節を柔らかくしよう!
股関節の前部分、お尻の付け根を柔らかくするストレッチです。これは足を前後に180度ひらく「前後開脚」の下準備になります。簡単なのでアッサリ飛ばしちゃいそうなストレッチですが、実は大事なんですよねー。
前後開脚って決まるとカッコイイですよ。これができれば、あなたはダンサー!(;>ω<)/そのためにも、今回の下準備、大切にしましょう。
股関節の前部分を柔らかくするストレッチ(片足ずつ)
- まず、床の上に、仰向けで寝てください。
片方の膝を、両手で、抱えこみます。ゆっくりと息を吐きながら、太腿(ふともも)をお腹につけるように力を入れていきます。
ゆっくりと、気持ちが良いと感じるところまで、お腹に近づけていきます。息を吐ききるまで、ゆっくりと、ゆっくりと近づけましょう。
- 息を吐きおわったら、今度は、手の力を緩めます。息を、ゆっくりと吸いながら、太腿をお腹から離していきましょう。このように、呼吸と体の動さをあわせると、効果的に、体が柔らかくなります。
- 息をたっぷりと吸ったら、手を離し、1の状態に戻ります。そして、その場で、ゆったりと呼吸をしましょう。息をゆっくり吐いて、もういちど新鮮な空気を吸います。それを、数回繰り返してください。例のバランス呼吸です。
バランス呼吸とは
バランス呼吸とは、左右や前後など対称となる部分のストレッチをする場合、片方を終えたら、すぐに逆側のストレッチをするのではなく、いちど楽な姿勢で呼吸を数回繰り返すことを言います。
【(例)左右開脚】 まず、左側に体を倒しながら、ゆったりと息を吐きます。そして、体を起こしながら、ゆったりと息を吸います。その後、すぐに右側のストレッチをするのではなく、体を起こした状態でゆったりと呼吸を数回します。
これが、「バランス呼吸」であり、ストレッチを効果的にするためのコツです。
- 今度は、反対側の足を同様の手順でやってください。
- 1~5までを、数回繰り返します。
股関節の前部分を柔らかくするストレッチ(両足でネ)
片足になれたら、下の写真のように両足でやってみましょう。
テレビ、雑誌で紹介されているとおり、これは腰痛予防になります。他の柔軟と同じで、体に力を入れず、リラックスしてやりましょう。
- まず、仰向けに寝てください。
- 息を吐きながら、両膝を、お腹につけるように、力を入れていきます。
- 息を、ぜんぶ吐きおわったら、今度は、両膝を、お腹から離していきましょう。体から離すときは、息をゆっくりと吸います。
- 息を吐きおわったら、また1の状態、仰向けに戻ります。その場で、ゆったりと、数回、呼吸をしてください。
- 1~4を、数回繰り返します。
次は(10)全身をひねるストレッチ(太腿、腰、背中、首)を紹介します!